テレビ東京「主治医が見つかる診療所」で「スタンフォード式最高の睡眠」著者の西野精治さんを招いて、睡眠負債について解説していたのでメモりました。
西野精治さんは、米国スタンフォード大学医学部精神科教授で、世界最高級の睡眠研究所と言われるスタンフォード睡眠・生体リズム研究所所長。
睡眠が足りないことを「睡眠不足」というより「睡眠負債」と言ったほうがよいと提唱。
睡眠不足だとすぐに取り返せるような気がするが、睡眠負債だと1日や2日で取り返せないイメージになり、実際に睡眠負債を解消しようとすると3週間かかるそうです。
睡眠負債とは慢性の睡眠不足で、睡眠負債によって認知症や心疾患、糖尿病、がん、生活習慣病の元になる危険性がある。
眠らないと太るというのは事実で、睡眠が足りないと摂食抑制ホルモン「レプチン」があまり出なくなり、逆に「グレリン」という食欲増進ホルモンが多く分泌される。
睡眠負債はホルモンバランスを崩し、成長ホルモンの分泌も少なくなるので、糖の代謝に影響してより太りやすくなるうえに、成長ホルモンの「病気の予防」や「肌を若返らせる」などの機能も働きにくくなる。
最高の睡眠のためには、
1、必ず朝日を浴びる。
2,朝に軽い運動。
3,入浴で温まり、その後の深部体温を下げる効果を引き出す。
4,夕食時には体を冷やす食べ物を摂る。(トマト、キュウリ、スイカ、パイナップルなど)
もっと詳しく知りたいときには、「最高の睡眠」を読んで下さい。